いまのひとたちには、技術が「進歩」したら、使えるだけ使わないといけないという強迫観念があります。
実際には、現実世界はなにも変わっておらず、人間のほうが変わったと思い込んでいるだけなのにもかかわらず。「進歩」などしておらず、人間の主観的なリアリティをつくっているだけです。
たとえば、音楽CD(まあ、CDでないかもしれないが、音源を)制作するにしても、いまでは音程補正が容易にできてしまうので、補正をして「正確」にしようとするのでしょう。
「正確」であることが「質」だと思っているわけです。
しかし、いじればいじるほど、本物からとおざかって、表情のない作り物になっていってしまいます。
これは、音楽が売れなくなっている一因でしょう。
情緒が欠けていて、「質」についてとんでもないおもいちがいをしているわけです。
テレビの高解像度化がすすんだので、映像制作にしても情報量を増やしていく「質」の追求がすすめられています。
テレビ番組、映画、アニメ、ゲームなどなど。
そうやってリアリティを追求しているつもりなのでしょうが、やってもやっても、ニセモノの域を出ません。
どんなに高い予算をかけて制作しても、つまらないものはつまらない。
人気からすれば、安い方だと思うのですよね。
「声優・豊崎愛生さんのトートバッグ、112万円で落札」(ITmedia)
画力ありますしね。
その人柄の裏側にあるいろいろな事情は、本人も公表していることではないですけれど、
それは誰しもいろいろあって、彼女みたいなひとはとりわけ、なんかあるんだろうなと、私は直感しています。
まあそう言う私こそが、とんでもなくなんかあるわけですが(笑)。
だから言っているのであって、彼女のことを悪く思っているわけでは決してありません。
やっぱり一般論としてですけれど、無批判に称賛している人間も、反対にいわゆる「アンチ」にしても、ひとの厚みというのをわかっちゃいないし、想像しようともしていない、できなくなっているというフシがあります。
とりわけ、「アンチ」なんていうのは大概、気分で感情的に非難しているだけですから。
いうまでもなくベテラン俳優でした。
私には、「天地無用!」とか、それどころか「GS美神」でさえも、思い起こされます。
もう歳が歳だったので、なにがあってもおかしくなかったのですが、残念ではあります。
残念だ、というのもあくまでも、私の個人的なわがままです。
しかし、のこされた側の人間があんまりにも頼りたがると、亡くなるほうのひとには酷な気がします。
役者ということ、演技というなりわいもまた、人生で負っている役割で。
役者には、役者の仕事がやりたくてやりたくてしかたがないというひとが多いわけですけれど、それはそれだけ、役者の仕事というものに執着してしまっている、アディクションしているということです。
ひとというのは、亡くなるようにできているからこそよいのだと、私は思います。
一般論としてですが、のこされた側の人間がどう思おうが勝手ですけれど、しかし、「天国でも~」といったたぐいの言い様は残虐的だなと、私は思います。
私からすれば、ヒットする作品をつくることはちっとも難しくないのですが……。
それより、企画を通すことと、広報と宣伝活動を徹底することの方が難しいのではないですか?
こんな記事がありますけれど……
「「まどマギ」「タイバニ」テレビ局から見たヒットの背景【前編】」『渡辺由美子の「誰がためにアニメは生まれる」』第25回
http://ascii.jp/elem/000/000/677/677980/
わたしの基準からすると、まどか☆マギカはまだしも、TIGER&BUNNYはヒットしていませんけれどね。
TIGER&BUNNYは、ヒットしなければならない事情というのがあります。
なぜなら、作品そのものが、スポンサー企業の宣伝だからです。
したがって、ヒットするまでひたすらごり押ししなければなりません。ヒットしたことにならなければ、製作側完敗、終了です。
P.A.WORKSと高垣彩陽さんというと、『true tears』(※アニメ版)が知られていますが、
『TARI TARI』
2012年夏 放送予定だそうです。
http://www.taritari.jp/
画を見てますます、 true tears みたいな(笑)。
高垣さんだけではなく、早見沙織さんも出るということでますます、歌に期待されています。
(ま、この二人の組み合わせは、『そらのおとしもの』でもおなじみですが。)